通常は厳禁支払いになるので、受取時に必要な現金を持っていないと、受け取ることができません。
クレジットカード決済も可能ですが、事前に申請しておく必要があって、それを忘れていると、荷物が届いてしまって、結局現金払いになります。
リアルタイム口座振替方式(ダイレクト方式)は、「関税、内国消費税、地方消費税等」の納付をすでにお持ちの総合口座からリアルタイムに行うことができるサービスです。
自動的に関税・消費税などの納付手続きが行われるため、個々の申告の都度に納付手配を行う煩わしさがありません。
貨物の早期引取も可能となるので利用しておきたい。
リアルタイム口座を登録しておくと、関税が通貫作業時に全自動で支払われる。
銀行にお金がある限り、そこから勝手に関税が支払われます。
関税の支払いを一時的に立替してくれているのですが、その手数料として、立替納税手数料を請求しています。
リアルタイム口座の登録の手順
①銀行口座・役所などで発行する書類の準備
②JASTPRO申請
③NACCS申請
④輸入業者へ連絡
対応できる金融機関をチェックする。
https://bbs.naccscenter.com/naccs/dfw/web/tetsuduki/realtime/index.html
法人の場合
印鑑証明書1通
法人番号指定通知書のコピー1通
個人事業主
住民票1通
2.JASTPRO申請
準備ができたらJASTPROに送金と必要な書類を提出します。ここでの目的は輸出入者コード(日本輸出入者標準コード)を取得する事です。
輸出入者コードとは、輸出入におけるマイナンバーみたいなもの。
http://www.jastpro.org/code/syosiki.htm
JASTPROの申込書。
申込書と準備した書類をセットにして書類を指定された場所に送る。
書類を送る前に申請費用を入金する。
標準コード登録通知書が届く。
これでJASTPROの手続きは完了。
3.NACCS申請
NACCSで申請することで、輸出入者コードと銀行口座と会社(事業者)情報を紐づけて税関や国際宅配便業者が参照できるようにする。
https://bbs.naccscenter.com/naccs/dfw/web/tetsuduki/realtime/index.html
NACCSには、書類を提出するだけ。手数料とか役所の書類はいらない。
「申込方法」のところに、EXCEL版とPDF版で申込書がダウンロードできます。
必要事項を入力して提出しましょう。3枚目は控えで送付しない。
念のため、1枚目と2枚目の写真を撮っておきましょう。
輸出入者コードや銀行口座の情報が必要になる。
4.輸入業者へ連絡
国際宅配便業者にリアルタイム口座の利用申請をする。
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