多彩な才能の持ち主である田中道子さん。建築士の資格を取得し就職活動中の思わぬ出会いで「モデル業界」に入り、2013年「ミス・ワールド」日本代表に選出されたのを切っ掛けに注目度を上げ、その非の打ちどころないスタイル・ルックスで、2016年、女優デビューを宣言。さて、演技力はいかに?!
田中道子が女優挑戦
2016年、女優デビューを宣言し、同年10月から「Doctor-X~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)のシーズン4で「病院長の秘書(愛人)」という役どころでの女優デビューとなりました。いきなりの重要な役柄への挑戦。
続いて「貴族探偵」では警視庁の女性鑑識役。優秀だがぶっきらぼうで口が悪い、癖のある役どころをこなす。
元々「ミスコン」で注目を浴びた完成されたスタイル・美貌と共に、この二つのドラマで「女優・田中道子」は確かな歩みを始めました。そして今年に入り、いよいよ大河ドラマ「西郷どん」に出演と順調な足取りを進めています。
今後どれだけの演技力・存在感のある女優になって行くのか目が離せない「田中道子」さんです。
せごどんでの演技は?評判は?
女優デビュー宣言後、順調に与えられた役柄をこなし、出演依頼も絶えることなく2018年度大河ドラマ「西郷どん」で、架空の人物ではあるが京の旅籠「磯田屋」の給仕「タマ」役に抜擢されました。
あくまでも「脇役」で、主人公の西郷隆盛の一橋慶喜・橋本佐内らの重要人物との出会いの切っ掛けを演出する役どころですが「脇役・給仕女」にしては違和感さえ与えかねないスラリと着物が似合う美人給仕女。
キャスティング側も思い切った抜擢であったと思われます。そうさせたのも、近年視聴率低迷で苦境に立たされている「大河ドラマ」であるが、故に少しでも話題性のある女優を出演させることによって、多少なりとも視聴率のアップにつなげたい意図も見え隠れするところです。
このチャンスに「女優・田中道子」が視聴者にどれだけのインパクトを残せるかが見どころですね。
ドクターXで女優デビュー!評判は?
女優デビューで注目の「ドクターX」、しかも、主人公・大門未知子の天敵で西田敏行さん演じる、「東帝大学病院」病院長の蛭間の秘書という大役。これ以上ない「役柄」ですが、新人にとってはプレッシャーも相当だったと思います。
でも、撮影終了後のコメントでは「最初はものすごく緊張しましたが、西田さんに「楽しんでやりましょう」と言われて肩の力が抜けたとか。
ドラマではきわどいシーンもあるので、「期待してください。目指すは、可愛らしいけどヒステリックな女も演じられる女優。満島ひかりさんが「悪人」で演じたような狂気もやれたらと思っています」と前向き発言。
長身の美女、表向きは蛭間に忠実に尽くす才色兼備な女性だが、その正体は金とステイタスが大好きで、蛭間を手玉に取る魔性の女。その「悪女」ぶりに視聴者からは「田中道子・ぴったりだ!」「新人とは思えない」と好感触を得ているようです。
まとめ
美人女優として王道とも言える「モデル」からの転身。しかしながら、有り余る才色兼備な学歴や素養の持ち主で本気で建築士を目指した最中、たまたまオスカープロモーションの社長の目に止まり、現在女優業に磨きを掛ける田中道子さん。
その端正な容姿だけでも十二分に視聴者の目を釘付けにしていますが、これからも様々な役柄をこなす中で、是非とも「田中道子」ならではの上質の演技力を発揮して、我々視聴者を楽しませて頂きたいものです。