連日のようにメディアで報じられている日大アメフト部選手によるラフプレー。無防備な選手に背後からタックルするという悪質な行為。とてもスポーツマンがする行為とは思えません。
さらに問題視されているのが、内田正人監督のコメントについてです。ラフプレーを容認するかのようなコメントが物議を醸しています。また内田正人監督は報道後2週間ほど姿を見せていませんでした。
雲隠れする理由は何なのでしょうか?
内田監督(日大)のコメントとインタビュー
もう何度も報道され知っていると思われますが、事の発端は日大アメフト部ディフェンスのラフプレーです。
無防備な関西学院大学の選手に背後から思い切りタックルしています。
どう見ても意図的なラフプレーで、おまけに倒れた相手の脚を掴んで捻るような仕草も見られます。
さらに問題視されているのが、試合後に発したと思われる日大アメフト部の内田正人監督のコメントです。
内田監督は「うちはこんなもの。今はリーグ5,6位の実力で連覇はきつい。トップと思わず、下から上がっていくだけ」と敗戦にも納得していました。
最初の守備でDL宮川が、不必要なラフプレーを連発しました。
さらにプレー後に相手を殴って、資格没収=退場となっりました。
「力がないから、厳しくプレッシャーをかけている、待ちでなく、攻めて戦わないと!選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない、やらせている私の責任」と独自の理論を展開しました。
内田正人監督のコメントがあまりに酷すぎると思いませんか。
あれぐらいやっていかないとって・・・まるでラフプレーを容認しているようなコメントですよね。
また、一部の報道では、ラフプレーを行った選手は監督からの指示だったと話しているとか。(5月22日日大当該選手の記者会見があります)
これが本当なら大変なことで、指導者としての資質が問われますね。
試合後雲隠れ?どこにいる?
内田正人監督は試合後、先ほどお伝えしたようにラフプレーを容認しているともとれるコメントを残されましたが、しばらく公の場に姿を見せていません。雲隠れしている状態なのですが理由は何なのでしょう。(5月19日大阪伊丹空港にて取材に応じる)
日大アメフト部では内田正人監督は独裁政治を行っていて、選手は言われたことを遂行しなければ試合にも出られないという暴力やパワハラがまかりとおるというチーム体質があるとか。
それが原因かでは定かではありませんが、2016年には20名もの学生が退部しています。指導方針に耐えられなかったのでしょうか。
また内田正人監督は日本大学の理事を務めています。
今回の対外試合で事態が大きくなり、日大アメフト部の指導方針などが明るみになることを避けるために雲隠れしているのかもしれませんね。
しかし、「やらせている私の責任」と言った以上は、先ずは公の場に出て謝罪することが大切だと思いますけどね。
まとめ
今回は日大アメフト部・ラフプレー不祥事問題での、内田正人監督が雲隠れしている理由についてお伝えしました。
しかし、危険なラフプレーを起こした時に内田正人監督が真っ先に関西学院大学に謝罪をして会見を開き、監督・責任者にはしかるべき懲戒処分を行っていれば、ここまでの事態には発展しなかったのではないかと思います。
なぜこのような問題が起こったのか、その検証と今後の再発防止のためにも、今回の件は細部までしっかりと調査すべきではないでしょうか。